【駐在員必見 ASQ 隔離】タイ入国許可証の取得方法〜その①入国許可証(COE)の必要書類〜
コロナウイルスが猛威を振るって半年を超えましたね。
日本では累計感染者数72,316人、9月7日時点での現在感染者数は7,732人であると発表されています。
※Yahooニュースの「新型コロナウイルス感染症まとめ」参照
第2波も少し落ち着いてきたようにも感じますが、いつまで続くのか不安ですね。
コロナウイルスが流行してから、私はタイに2回入国し、日本に1回帰国ています。
現在はバンコクのホテルで14日間の隔離中です。
ライムのスケジュールは以下の通りです。
3月12日 成田発 ー バンコク着 →14日間の隔離(タイ)
4月 1日 バンコク ー ウドンターニ→14日間の隔離(タイ)
7月. 1日 バンコク発 ー 羽田着 →14日間の隔離(日本)
8月28日 羽田発 ー バンコク着 →14日間の隔離中の現在に至る(タイ)
合計で4回(計56日間)の隔離をライムは経験しました。
タイは3月26日にタイ全土を対象とする緊急事態宣言を発令し、9月9日現在では、9月末まで延長すると発表しています。おそらく、10月以降も続く可能性難いと思われます、、、。
特に大変だったのは、タイで緊急事態宣言が発令された後のタイへの入国でした。
これからタイにいかれる方のためにライムが経験した合計4回の隔離経験と日本とタイの入出国手続きの方法、そしてタイと日本のコロナウイルスに対しての対策の違いをご報告させて頂きます。
ちなみにライムは日本人です!
【駐在員必見!タイ入国手続き方法〜その①入国許可証COEの必要書類〜】
まずは入国許可証に必要な書類を確認していきましょう。
※私が経験した事を元にしている為、情報が変更されている場合もあります。
常にタイ大使館のHP情報を確認して下さいね。
タイ大使館URL http://site.thaiembassy.jp/th/
入国許可証とは、その名の通りタイに入国する事をタイ政府が許可する事を証明する書類の事です。
通常のビザとは別に必要なので必ず申請して、取得しましょう。
入国許可証の申請に必要な書類は以下の通りです。
①パスポートのコピー(顔写真のページです)
②パスポートのビザページ
③航空券のe-チケット
④COE申請書
※申請書はここからダウンロードできます。
⑤治療補償額が10万ドル以上の海外旅行保険加入契約証(英文)
※ライムはここのサイトから比較検討し、東京海上日動の保険に加入しました。
⑥タイに入国後、隔離するためのホテルの予約確認書
※予約方法は、また別で説明します 。
⑦入国の理由を示した書類
※こちらについても別で説明します。
上記の7種類の書類を、大使館にメールで提出します。
(1) 在東京タイ王国大使館 econ.tyo@mfa.mail.go.th
(2) 在大阪タイ王国総領事館 rtcgosaka.visa@gmail.com
(3) 在福岡タイ王国総領事館 visa.fuk@mfa.mail.go.th
その際、書類はPDFにしなければいけないので注意してください。
私はスキャナーを持っていなかったので、セブンイレブンのマルチコピーアプリをを利用しました。データをすぐにスマホに入れられるのでとても便利です。
〜各書類についての説明及び集め方〜
①②は上記の通りです。
③航空券のe-チケット
COEを申請するタイミングでは、希望している便に乗ることができるのか分かりませんでした。(今ではタイ大使館のHPに航空券を予約できるシステムができたので、大丈夫だと思います。)それでも、必要書類に航空券のe-チケットが必要と書かれていて。困惑しました。私が問い合わせたところによると、希望している便の航空会社のe-チケットを予約するようにと言われました。日程は、どこでも良いとのこと、、、
とても不安でしたが、とりあえずライムは、適当な10月のチケットを予約しました。
但し、最近追加された大使館の情報によると、
成田→バンコク区間の片道運賃(大人・子供同額)From Tokyo (Narita) to Bangkok (child fare is the same as adult's)
ビジネスクラス(Business) :運賃¥186,500/空港諸税¥3,820/発券手数料 $40USドル(+税)
エコノミークラス(Economy):運賃¥95,400/空港諸税¥3,820/発券手数料 $40USドル(+税)
また、航空券の予約方法もタイ大使館のHPから予約できるようです。
④COE申請は記入がとても大変ですが、一つ一つ丁寧に記入していきましょう。
⑤海外旅行保険加入契約証
海外旅行保険は、保険会社やプランによって色々なものがあります。
入国許可証に必要な条件は、
◎治療補償額が10万ドル以上であること
◎コロナウイルスに感染した場合でも対象になること
この2点が満たされていれば問題ありません。
私はコストを下げるために、死亡補償のないタイプにしました。
また保険の開始日ですが、最短でタイに行くことができた場合を想定して設定しましょう。
ライムの場合は、書類を出しても日程が不明であったためだいぶ余裕を持って契約しました。
現在は、タイ大使館のHP内に航空券の予約システムができたので、大丈夫だと思いますが、念のため、、、
入国するタイニングに、保険が適用されていないと書類としての効力がないため入国できない可能性があるので注意してくださいね。
他にも海外旅行保険サイトがあるので確認してみてください
⑥隔離するためのホテルの予約
隔離施設のことを、ASQと呼ぶようです。
大使館のHPに予約専用のサイトが用意されています。
※隔離施設(ASQ)予約サイトはこちら
サイトに入ると、何やらタイ語と英語で分かりにくいのですが、
上の写真の赤い○をした『Alternative State Quarantine』と書かれているところをクリックすると、タイ政府が認可している隔離施設が表示されます。表示された施設名をクリックすると、14日間隔離するのに発生する費用や施設の詳細が書かれたファイルが出てきます。
予約する方法は、そのファイルの下部にあるメールで問い合わせをし予約のやり取りを行います。
注意するべきポイント!
❌ホテルの変更・キャンセル規定を確認しましょう
※予約を変更するのに費用が発生するホテルがありので、確認すること!
ライムが確認したホテルは、基本的には変更は1回無料、2回目以降料金が発生する施設が多かったです。
❌空室がない場合がある
❌メールをしても返事がないことが多いので、3〜4施設ほどピックアップして連絡するといいと思います。連絡がなくても
❌ホテルにより価格が全く異なる
施設によって2万バーツ代もあれば、唯一の日系ホテルであるソラリア西鉄ホテルは、6万5千バーツからです。隔離期間中の14日間は基本的にホテルの客室から出ることができません。
Booking.comなどのサイトで宿泊施設の設備を確認しておくのもいいと思います。
メールで問い合わせをし、ホテルを決めたら予約の手続きに進みます。
通常のホテルの予約と異なり、ホテルから必要な書類を記入し提出するよう求められます。
ライムがホテルに提出した資料は以下の通りです。
①滞在同意書
② 緊急連絡先
③感染リスク同意書(2名1室で夫婦で宿泊の場合)
④婚姻証明書(2名1室で夫婦で宿泊の場合)
⑤e-チケット
⑥クレジットカード情報
⑦パスポートのコピー(顔写真のページです)
⑧パスポートのビザページ
上記の書類を全て、ホテルにメールで提出します。
※これらの書類もメールで提出するのでPDFにして送りましょう。
ホテルが書類を確認後、訂正箇所がなければようやく予約確認書が送られてきます。
⑦入国の理由を記した書類
タイで仕事をしている駐在員の方は以下の書類のいずれかが必要のようです。
・労働許可証の事前審査受理書(FORM WP3)
・タイ投資委員会(BOI)が発行した証明書
全ての書類が集まり次第、早めにタイ大使館にメールで提出しましょう。
入国許可証(COE)は、入国する4日前に発行されるそうです。
現在は、タイ大使館に航空券の予約システムができ、自分がいつ飛行機に乗れるかわかるようになったため、ホテルの予約もスムーズになると思います。ライムが申請している時は、予約システムもなく、とても不確かな状況でとても不安でした。
システムができたとはいえ、手続きがとっても複雑です。進めていかないと分からないことが多く、タイ大使館やホテルに問い合わせるのも難しい状態です。これからタイに行かれる方の少しでお役に立つことができたらと思います。
できるだけ早く【タイ入国許可証の取得方法〜その②】をお届けできるよう頑張ります。
最後に、もう一度海外旅行保険のサイトを下にまとめておきますので、確認してみて下さい。
※ライムはここのサイトから比較検討し、東京海上日動の保険に加入しました。
それ以外は下記のバナーを確認してみてください。
また、タイでWIFIを使いたい場合はこちらを確認してみて下さい。
とにかく粘り強く頑張りましょう!
タイに幸あれ!みなさんに幸あれ!